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〜次章予告〜

北王国ノースグリーヴに到着したヒロ、タエコ、ホノカの三人は早速王への謁見を果たす。

ヒロから伝えられたかつての大戦での英雄リファスの死は、盟友であった王を深く悲しませるが、

受け継がれた英雄の意志を、青年の瞳の奥にたしかに感じ取るのだった。

ヒロの前にあらわれた銀髪の女神フリーイッドはノースグリーヴ王の元にも訪れており、

王は青年達に世界を暗黒から救うための重要な任を与える。



時を同じくし西海の魔法都市ヴィジョンズパレスは、苛烈な魔軍の攻撃により陥落寸前であった。

大陸の覇を握るとも言われる剣であり、前大戦で英雄の手にしていた剣――神剣デァドゥルス。

その剣を手中におさめるため、ついに敵三魔将軍が行動を開始する。

攻め入る魔将軍……。城を落とされる寸前、女王は一人の少女を転移魔法で飛ばすと、

『禁呪』と呼ばれる魔法で、街もろとも敵を殲滅しようと試みるのであるが……。



次なる街ティレンサイドを目指し、大陸を東へと横切るヒロ達一向。

霊峰ジルヴァニアにほど近い森林地帯を進む三人の前に、突如閃光と爆音が鳴り響く。

駆けつけたヒロ達が見た物は、光柱の出現で出来た円形の荒れ地の中心に倒れる一人の少女であった……。


太陽のように屈託なく笑う少女、エミル・ソーレ。彼女に隠された秘密とはいったい?

そして、魔将軍ユウ・イルバガッドの不可解な行動の理由は?


センチメンタルファンタジー 第二章
霊峰の章


「ヒロ……タエコを、かならず助けてあげてね……」



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